今回紹介する現金化業者は経費精算ファクタリングの「LIKE(ライク)」です。
給料ファクタリングが闇金認定をされて少なくない月日が流れていますが、「ファクタリング」の名の付くサービスを提供しているライクはどのような業者なのでしょうか。
「サービス内容」や「運営元情報」などを交えて、詳しく解説していきます。
目次
LIKE(ライク)の利用について
まず始めに、ライクの利用について確認していきましょう。
現金化の種類 | 経費精算ファクタリング |
---|---|
手数料 | 10%~ |
入金のスピード | 最短即日 |
利用者の条件 | 金融ブラック可 |
必要書類 | ・顔写真付きの身分証明証 ・健康保険証 ・給料の振込み確認書類 ・ 領収書もしくは経費精算書 |
対応エリア | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
営業時間 | 記載なし |
ライクの現金化は、会社から立て替えた費用を期日前に現金化のできる「経費精算ファクタリング」となっています。
手数料は10%~となっており、上限の記載はありませんでした。
利用者の条件は特に記載がなく、「金融ブラックでもOK」「自営業、専業主婦でも相談承り」と、利用者の幅は広いようです。
利用には上記の表に記載されている書類が必要となります。
「対応エリア」「定休日」「営業時間」の記載はありませんでしたので、土日祝日や夜間帯、遠方での利用については不明です。
LIKE(ライク)の運営元情報
次に見ていくのは、ライクを運営している企業についてです。
公式サイトに記載されている運営元情報は、以下の表の通りです。
名称 | ライクコミュニケーション株式会社 |
---|---|
法人番号 | 登録確認できず |
代表者 | ダニエル・J・池田 |
設立年月日 | 記載なし |
住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-28-19F |
メールアドレス | 記載なし |
電話番号 | 03-5246-3475 |
資本金 | 4,000万円 |
ライクを運営しているのは「ライクコミュニケーション株式会社」という、日本でも一等地の東京都港区に事務所を構える企業です。
開示されている住所以外の情報には「代表者氏名」「固定電話番号」が記載されており、現金化業者としての情報開示量としては少なめといえます。
現金化業者では情報開示量が、そのサービスの安全性を示す基盤となりますが、詳しく調べると怪しい部分が見つかることもしばしば。
ライクもその1つで、記載されている住所には「レンタルオフィス」が存在します。
記載されている住所で事務所を構えた場合、高額な費用が発生しますので、その分資金力があるということで安心できます。
しかし、レンタルオフィスとなると少ない費用で事務所を登録できるため、資金力に不安が。
また、資本金が4000万円もあるのにレンタルオフィスを使用している部分にも不信感が出てきます。
加えて、国税庁の法人番号検索ページでの検索で法人番号は確認できませんでした。
そのため、実在する企業なのか確認することができません。
LIKE(ライク)を利用するメリットは?
ここでは、ライクを利用するメリットについて紹介をしていきます。
立て替えた費用を期日前に現金化できる
ライクでは、勤めている会社で立て替えた費用を現金化できます。
そのため、お金が必要となったときに、給料日が間に合わないといったような場面で活用ができます。
在籍確認不要
現金化をしていることを周囲に知られたくない人は少なくありません。
ライクでは在籍確認が不要なので、誰にも知られることなく利用が可能です。
利用者の幅が広い
ライクは会社から立て替えた費用の現金化ができるサービスですが、個人事業主や専業主婦の人でも対応が可能のようです。
金融ブラックの方でも利用できることもあり、経費精算ファクタリンとしては利用者の幅がかなり広めとなります。
LIKE(ライク)の口コミや評判
現在、ライクを利用したことに対する口コミはほとんどありませんでした。
利用について質問をしている口コミは確認できましたが、実際に利用をしている人は少ないようです。
また、口コミは少数でしたが、「ライクは闇金である」といった記事を多く確認しました。
闇金である事実を確認することはできませんでしたが、ライクが闇金である理由として各記事が主張しているのは「給料ファクタリングと手口が同じ」ということでした。
LIKE(ライク)の安全性評価
ライクの安全性については「低い」と言わざる得ないでしょう。
大きな理由として次の2つが挙げられます。
・情報開示量が少なく、本当に存在している企業なのか確認が取れない ・経費精算ファクタリングなのに個人事業主が利用できる根拠について説明がなされていない |
まず、信頼できる現金化業者は、運営元企業の存在がハッキリと確認できるものです。
とくに、法人番号の登録は信頼性が高いため、法人番号の確認ができないライクは信頼性は下がってしまいます。
加えて、多くの資本金があるのに対して、事務所の所在地の検索でレンタルオフィスがヒットした点もマイナス評価に。
レンタルオフィスということは、トラブル時に所在地を訪れても誰もいないということです。
これでは責任の追及が難しくなるため、闇金の手口と疑われても致し方ないでしょう。
また、経費精算ファクタリングであるのに、会社に勤めていない個人事業主が利用できる可能性があることを記載している点も疑問です。
個人事業主が利用できることについての詳細な、法的根拠のある説明がなされていれば問題ありませんが、その記載は見当たりませんでした。
これらのことから、安全だと言える根拠の少なさと、不信感を覚える内容への説明不足から安全性は「低め」となります。
LIKE(ライク)の申し込み方法・手順
ライクの申し込み方法や手順についても紹介していますが、給料ファクタリングと同様の手順となっています。
①LINEまたは専用フォームから申し込み
公式サイトから「専用フォーム」に必要情報を記載して申し込みを行います。
または、LINEのリンクボタンを押すことでQRコードが表示されますので、そこからも申し込みが可能です。
②必要書類の提出
申し込み後、領収書や本人確認書類などの必要書類の提出を行います。
③審査
書類提出後、審査が行われます。
④契約
審査通過後、電子契約書にて契約を行います。
まとめ
ライクは開示情報に信憑性がないことから、残念ながら安全性が低い現金化業者と言わざるを得ない結果となりました。
また、給料ファクタリングが「闇金認定」をされているなかで、取引形態がほぼ同様の「経費精算ファクタリング」には抵抗感がいなめません。
そこで、現金化をするのであれば、「売買取引」が明確な「後払い・ツケ払いサービス」の利用を検討してみましょう。
また、安全性を確認してから利用をするのは、現金化の鉄則です。
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