急な現金が必要になった時、個人の現金需要を満たすサービスを使えば手元にお金を用意することができます。
色々な方法がありますが、この回では「バンドルカード」を使った現金調達法を解説したいと思います。
個人の現金需要は即日でお金を用意できるかどうかも重要なポイントですので、この点についても一緒に見ていきます。
バンドルカードとは?
まずバンドルカードがどのようなものか押さえておきましょう。
名前は聞いたことがあっても詳しくは知らないという人もいるかもしれませんが、有名な芸能人がCMをやっているので知名度は高いと思います。
バンドルカードはVISAブランドのプリペードカードで、誰でも審査不要で持つことができ、年齢制限もないのでかなり扱いやすいカードです。
VISAと聞けばクレジットカードを思い浮かべる人が多いと思いますが、バンドルカードはプリペード式ですので、信用払いではなくあくまでカードにチャージして使うものです。
ただVISAの機能が付いているので、クレジットカードと同じように使える利点もあります。
クレジットカードしか使えないお店も増えている中、バンドルカードはVISAが使えるお店であれば使用可能です。
ただし一回払いのみの対応で、分割払いには対応できません。
またバンドルカードはバーチャル、リアル、リアル+(プラス)の三種類があり、リアルとリアル+は実際のカードタイプとして発行されます。
バーチャルはアプリをインストールして使うタイプで、即日現金化を考える場合はバーチャル一択になります。
以下でタイプ別のバンドルカードの詳細をまとめます。
バーチャル | リアル | リアル+ | |
利用方法 | アプリを使ってアカウント登録 | 実物のカードを発行 | 実物のカードを発行、本人確認が必要 |
発行に要する時間 | 即時 | 郵送に1週間~2週間かかる | 郵送に1週間~2週間かかる |
発行手数料 | 無料 | 300円または400円 | 600円または700円 |
年会費 | 無料 | ||
口座維持費 | 無料 |
リアルのカードを発行するタイプは発送に時間がかかるので即日現金化には対応できません。
また発行手数料もかかるので、バーチャルのバンドルカードがお勧めされます。
チャージ方法
バンドルカードのチャージ方法はいくつかあり、現金化を考える場合に使えるのは以下の方法です。
①ビットコイン
②クレジットカード払い
③ドコモ払い
④ポチっとチャージ
上記のうち①だけは先払いで、ほかは後払い精算が可能です。
ビットコインがあればこれを現金化に利用することもできるので、保有しているのであれば選択肢になります。
②はクレカ現金化が可能ですが、そもそもクレジットカードがあれば直接現金化するでしょうし、③もバンドルカードを経由せず直接キャリア決済現金化を考えた方が近道です。
バンドルカードを使った現金化は④がメインとなり、これは保証人の用意などが不要で、誰でも3000円~5万円の範囲で簡単にチャージができる機能です。
ポチっとチャージの精算は利用月の月末締めで翌月末が精算期限となるので、最大二ヶ月程度の余裕が取れます。
チャージは1000円単位となり、チャージ可能額は利用者の属性によって異なります。
最初は小さい金額から、利用回数が増えるなど信用が高まると次第にチャージ可能額が増えていきます。
残念ながらポチっとチャージは以下のように金額に応じて手数料がかかるので、手元に必要な資金額を満たせるように調整が必要です。
利用金額 | 手数料額 |
3000円 〜10000円 | 510円 |
10000円 〜20000円 | 815円 |
21000円 ~30000円 | 1170円 |
31000円 ~40000円 | 1525円 |
41000円 ~50000円 | 1830円 |
バンドルカード発行からチャージまでの手順を確認
ここではバーチャルタイプのバンドルカードの発行からチャージまでの手順を確認します。
Google play、もしくはApple Storeからバンドルカードのアプリをダウンロードし、必要事項を記入してアカウントを作成します。
その際SMSを用いた認証が必要ですので、電話番号の入力も求められます。
認証が済めばバーチャルタイプのバンドルカードが即時利用可能になります。
後はアプリからポチっとチャージの利用手続きをするだけです。
ポチっとチャージ利用時にもまたSMS認証が必要となるので、指示に従って進めてください。
現金化の手順
次はチャージされたバンドルカードの現金化です。
自分で現金化するには、アマゾンでEメールタイプのギフト券を購入し、ギフトグレースやアマプライムなどメジャーな買取店に売却するのがお勧めです。
もう少し楽に現金化したいならば、VISAブランドのカードに対応可能な現金化業者を使うのがお勧めです。
タスカルやGoGoマッハなどの業者がVISAブランドのカードに対応するので相談してみましょう。
「タスカル」
https://tascalu.com/
「GoGoマッハ」
https://gogo-mach.com/
バンドルカード現金化の違法性や注意点は?
バンドルカードを用いた現金化は違法性はないものの、利用規約に違反することは覚えておきましょう。
厳密に言うと、バンドルカードの利用規約には触れないものの、ポチっとチャージの機能を提供しているGardia(株)という会社の利用規約に触れることになります。
ただ現金化がバレる可能性はまずありませんし、これまで何か問題が生じたという事例は見聞きしません。
仮に運営側にバレても深く追求してくる可能性は低いでしょう。
他には、利用者が未成年の場合はバンドルカードの利用ができても現金化は難しいのでこの点は注意してください。
バンドルカード自体は年齢制限がなく、運営側に親の承諾を得ていることを通知すれば、未成年者でも問題なく使えます。
しかし現金化する場合は買取店や現金化業者を利用する際に必ず本人確認を求められるので、未成年の場合は利用を断られるでしょう。
未成年者はバンドルカードを使った現金化は難しいと考えてください。
まとめ
この回では即日現金調達ができる仕組みのうち、バンドルカードを使った方法を見てきました。
即日の現金需要を満たすには、いくつかあるタイプのうちバーチャルタイプが選択肢となり、チャージ方法としてはポチっとチャージがお勧めです。
最初は利用できる金額が小さいかもしれませんが、バンドルカードの利用実績が増えれば上限も増えていくでしょう。
バーチャル対応のバンドルカードは発行手数料、年会費、維持費がすべて無料ですので、今すぐ現金化が必要な人だけでなく、将来の現金化に備えて事前に持っておくというのも良いかもしれません。