専門家コラム

後払いアプリ即日現金化サービスとは?審査基準等を解説!

アプリイメージ

個人の現金需要に対応するサービスは多数存在し、手軽なものでは当サイトでも扱う後払い現金化や先払い買取現金化などがあります。

ギフト券や金券の即日買取サービスも古くからあり、これらは今でも現金調達手段の主要な一角を占めます。

そして、最近のこの一角を占めるようになってきたのが後払いアプリ現金化やプリペイドカード現金化です。

後払いアプリ現金化は、所有に手間やリスクがあるクレジットカードを嫌う層が好んで利用しています。

また現金化により手元資金の確保もできるので、本章では後払いアプリ現金化について基本的な仕組みや具体的な手順などを詳しく解説していきます。

 

■後払いアプリとは?

後払いアプリは本来決済サービスとして提供されています。

買い物に使用できる買い物枠を設定して、ここに資金をチャージし、ネットショップや実店舗で使用します。

多くのアプリはスマホの画面上で使用できる他、プリペイドカードの発行もできるようになっていて、このカードを使って買い物をすることができます。

携帯キャリア決済も、一定の信用枠を使って買い物をし、後日携帯料金と一緒に精算されるので仕組みはかなり似ています。

後払いアプリは携帯やスマホとは無関係に、独立した決済サービスとして提供される点で違いがあります。

後払いアプリやこれに連動するプリペイドカードの種類は非常に多く、それぞれ使い勝手や利用方法、現金化のしやすさなどに違いがあります。

後払いアプリやプリペイドカードについて、思いつく範囲でざっと挙げてみましょう。

・バンドルカード

・バンキットカード

・ペイディ

・ペイペイ

・ウルトラペイ

・B43

・Kyash

・auペイ

・ソフトバンクカード

・アトネ

・Etc

上記のうちB43とKyashについては、下の項で具体的な仕組みや現金化の手順などについて詳しくみていきます。

その前に、後払いアプリ全般に共通する現金化の流れや留意点について確認します。

現金化

■どうやって現金化するのか?

後払いアプリやプリペイドカードへの資金のチャージは複数の方法や用意され、例えば銀行口座からのチャージやコンビニATMからのチャージなどができます。

ただし現金調達を目的に利用する場合、現金をチャージしたのでは意味がありません。

多くの後払いアプリでは利用者の信用を基に一定額をチャージする仕組みが備わっていて、手元にお金がなくともチャージが可能なようになっています。

これを使って資金をチャージし、その買い物枠を現金化することで手元資金化するわけです。

信用を基にチャージした資金は期日までに支払いが必要で、アプリの種類にもよりますが概ね利用月の翌月末の精算となることが多いです。

後払いアプリの中にはATMから資金を出金できる機能が付いたものがあり、必要に応じて引き出すことができますが、信用払いでチャージした資金は通常この出金機能の適用外になっています。

そのため自分で換金性のあるアイテムを買って転売するか、現金化業者に依頼するなどしないと現金化ができません。

現金化目的で後払いアプリを利用する行為は規約で禁じられているため、運営側にバレると利用停止などの処分の対象になります。

利用停止注意喚起

自分で進める現金化は運営にバレやすいのでお勧めできません。

専門の現金化業者の決済を通すとアプリ会社に何を買ったか分からないようになっているので、バレる危険はほとんどありません。

本記事は後払いアプリについての解説をメインとさせて頂きますが、後払いアプリの現金化に対応する現金化業者については機会があれば別記事で紹介するかもしれません。

自分で進める場合は換金性の高いアイテムを買うことになりますが、現金化は当然監視されているのですぐ目に留まってしまいますから、バレる危険が非常に高くなります。

最後に現金化のしやすさについてですが、アプリによっては即日現金化が可能なものと難しいものがあります。

スマホの画面上ですぐに利用できるバーチャルカードが利用できるものは現金化がしやすく即日現金調達が望めますが、中にはリアルカードしか発行できないものもあります。

その場合、カードが手元に届くまでに郵送で数日かかるので即日の現金化ができないということになります。

ただ、後払いアプリの中には家計簿サービスが付帯したものなど便利な機能が付いているものもあり、そうした機能を使いながら必要に応じて現金化を考える人もいます。

こうしたアプリ個々に特色あるサービスがつくことから、近年クレジットカードの利用層からこちらへの流出が強まってきています。

では次からは後払いアプリから具体的な二つを取り上げて、特徴や現金化の流れ、審査などについて見ていきたいと思います。

Kyashイメージ画像

■具体例1:Kyashを用いた現金化

Kyashは人気の高い後払いアプリの一つで、決済や送金機能を使うことができます。

VISAブランドのプリペイドカードを発行してネットショップや実店舗で買い物ができるので、国内はもとより海外でのショッピングも可能です。

①現金化の流れ

Kyashを利用するにはまずアプリをダウンロードします。

手持ちのスマホの種類に応じてGooglePlayもしくはAppStoreからダウンロードしてください。

電話番号を用いたSMS認証が入るので、これを済ませます。

Kyashには「イマすぐ入金」という機能が付いていて、信用払いにより手元に資金が無くてもチャージすることができます。

この機能では最大5万円の資金をチャージできますが、最初は数千円~1万円程度に利用が制限されます。

使い続けることで信用が増し、上限の5万円に近づいていくことになります。

「イマすぐ入金」機能はKyashとは別会社の「ミライバライ」という企業が提供するものです。

スマホ画面でアプリを開き「イマすぐ入金」をタップすると利用規約の確認やSMS認証の手順に進みます。

認証後、チャージする金額を設定しタップすれば資金のチャージが完了します。

あとは後払いアプリに対応する現金化業者に依頼してチャージした資金を現金化すればOKです。

②審査について

イマすぐ入金の審査基準については公開されていませんが、提供元のミライバライは金融機関ではないため個人信用情報機関に照会をかけることはありません。

そのためイマすぐ入金は支払いを滞らせているなどの事情が無ければ信用がブラック状態の人でも基本的に使えます。

本体のKyashもカード発行に特別な審査は必要ないので、利用のハードルはかなり低いと言って良いでしょう。

③注意点

信用払いでチャージできる「イマすぐ入金」は利用する度に手数料が取られるのでロスが出ることに留意します。

手数料額は利用金額によって変わり、以下のようなレンジになります。

利用金額 手数料額
3000〜10000円 500円
11000〜20000円 800円
21000〜30000円 1150円
31000〜40000円 1500円
41000〜50000円 1800円

 

初回は上記①のレンジとなるはずですので、手数料は500円となります。

B43イメージ画像

■具体例2:B43を用いた現金化

次に、こちらも人気がある後払いアプリ「B43」を使った現金化について見ていきます。

B43は家計簿アプリ機能や夫婦、カップルの共同支出を管理する機能が付いていて無料で利用できます。

プリペイドカードを発行でき、VISAブランドですので国内外の多くの店舗やネットショップなどで買い物に利用できます。

①現金化の流れ

B43を利用するにはアプリのダウンロードが必要ですので、google playもしくはAppstoreからダウンロードします。

電話認証を用いた簡単な会員登録手順が入るので済ませておきます。

次に本人確認を行います。

といっても資料の郵送などは必要なく、アプリの指示に従って身分証明書の撮影をし、セルフィーを撮ってUPするだけです。

続いてプリペイドカードの発行手順に移ります。

残念なことにB43はスマホ上で利用できるバーチャルタイプのカードが無く、リアルカードのみとなるため、この発行申請を行います。

申請はアプリで行い、暗証番号の設定もこの時に行います。

カードが届く前でも資金チャージは可能なので、先にこの手配を行っておきます。

信用払いで利用できる「あとばらいチャージ」機能を使えば、最大5万円のチャージが可能です。

ただし初回利用時には数千円~1万円程度に利用制限がかかります。

「あとばらいチャージ」はアプリ上で利用できるので、任意の金額を設定してチャージしておきましょう。

後日自宅にカードが届いたら暗証番号を使って有効化します。

あとは現金化業者に依頼してチャージした資金を現金化します。

②審査について

「あとばらいチャージ」の審査については信用情報機関への照会は無いので、ブラック状態の人でも気にせず利用することができます。

審査といっても数日を要せず通常はほぼ即時に利用可否が判明します。

B43本体の利用に関しても特別審査が入るわけでもなく、本人確認の手順が入る程度なので手間はあるものの利用のハードルはさほど高くありません。

③注意点

B43の「あとばらいチャージ」の利用には手数料がかかります。

レンジをまとめると以下のようになります。

申し込み金額 手数料
3000円 〜 10000円 500円
11000円 〜 20000円 800円
21000円 〜 30000円 1150円
31000円 〜 40000円 1500円
41000円 〜 50000円 1800円

 

他にはリアルカードの申請が必要なことから、即日の現金化ができないことに留意を要します。

まとめ

■まとめ

以上、本章では後払いアプリ現金化について基本的な仕組みや現金化の手順を見てきました。

各種後払いアプリは機能面や利用勝手が異なるので、自身が利用しやすいものを一つ持っておくと便利です。

現金化を考えた時は即日で可能かどうかという違いが出てきますが、上で見たようにアプリで提供する機能にメリットがあれば普段使いができます。

現金化をメインにするか、いざという時の保険として考えるかによっても個々人で選択に違いが出てくるでしょう。

後払いアプリに対応する現金化業者もかなりの数が存在するので、機会を見て紹介できればと考えています。