最近、個人向け現金化業界では新規の業者参入のペースが落ちているように感じます。
業界としてある程度成熟してきたため飽和状態に近いということもあるかもしれませんが、それとは別に警察による悪質業者の逮捕が進んでいることも一因と考えられます。
当サイトで発表している悪質業者グループの逮捕事案を見てもわかるように、警察が悪質業者の摘発に力を入れるようになったので、これまでのように野放しではなくなったという意識が業者側に伝わったのかもしれません。
とはいえ需要があるところに供給は必ずあるものです。
本章では2022年10月最新情報として、個人向け現金需要に利用できる3社を紹介します。
目次
■QUADS(クワッズ)
最初に見ていくのはQUADS(クワッズ)です。
本業者は不要なアイテムを先払い方式で買い取ってもらい、即日買取金の振り込みを受けることができます。
●QUADS(クワッズ)の基本情報
まずは確認できる範囲でQUADS(クワッズ)の運営元情報をまとめます。
企業名称 | クワッズ |
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所在地 | 千葉県千葉市中央区登戸3-12-9 サンクレイドル千葉登戸スカイレジデンス 401 |
電話番号 | 043-400-2745 |
取り扱い商材 | スマホ、タブレット等 |
営業時間 | 9時~20時 年中無休 |
定休日 | 無し |
古物商許可番号 | 千葉県公安委員会 第441010002914号 |
運営元は千葉県在所で、表記から個人事業の形態と思われます。
個人事業でも詳細な住所と固定の電話番号、そして古物商許可番号の掲載があるので安心感があります。
また年中無休ですので機動性も良好です。
●QUADS(クワッズ)の手数料などのサービス内容
本業者は不用品の買い取りにより現金調達ができ、先払い方式が可能なため即日の資金化が可能です。
スマホで売りたいアイテムの画像を撮って送ればすぐに査定を受けられ、買取金額に納得できればそのまま売却手続きを行えます。
買取金は即日振込を受けられ、売却したアイテムは後日の送付で構いません。
ただし先払い買取は買取金額が安くなるので、金額面で妥協したくなければ通常の郵送買取も検討できます。
●QUADS(クワッズ)の利用手順や申込の流れ
本業者を利用する場合、公式サイトのフォームに必要事項を記入して申し込みます。
申し込みによってマイページが作成され、売りたいアイテムの情報や個人情報の登録ができるようになります。
この登録を済ませることで無料の査定を受けられる状態になります。
登録には以下の資料データが必要になるので事前に用意しておきましょう。
以上の登録後に正式な査定依頼を出すことができます。
査定依頼時には買取プランの選択をすることになります。
先払い買取の場合、査定金額に納得できれば売買契約締結後に即日で買取金の振り込みがなされます。
売却したアイテムは一週間以内に郵送して取引が完了します。
■スマートスティッチ
次に見ていくのはスマートスティッチです。
本業者は商品券等を先払いで買い取ってもらうことで即日の現金調達が可能です。
●スマートスティッチの基本情報
まずは確認できる範囲でスマートスティッチの運営元情報をまとめます。
企業名称 | 株式会社リトライ |
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所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-1-9YAZAWAビル3階 |
電話番号 | 公式記載なし |
取り扱い商材 | 金券、商品券、ギフト券等 |
営業時間 | 公式記載なし |
定休日 | 公式記載なし |
古物商許可番号 | 千葉県公安委員会 第441200001506号 |
運営元は東京在所の株式会社で法人格があります。
営業時間の記載がないため、土日や祝日の対応が望めるかは不明です。
古物商の許可番号の掲載があるのでこの点は安心です。
●スマートスティッチの手数料などのサービス内容
本業者は換金性のある商品券やギフト券の類を現金化でき、通常の郵送買取の他に「すぐマネ(あと送り)」という方法も用意されています。
この「すぐマネ」がいわゆる先払い方式のことを指し、買取金の即日振込を受けられるスタイルです。
最大30万円までの取引が可能で、全国共通百貨店商品券は1000円券×10枚単位での買取になるなど一定の制限があります。
金券類にありがちな破損や汚れなどがある場合は取引不可となることもあるので注意しましょう。
●スマートスティッチの利用手順や申込の流れ
本業者を利用する場合、公式サイトのフォームに必要事項を記入して申し込みます。
初手の入り口が分かりにくいですが、公式サイト最上部右側に「簡単お申込み」があります。
申し込みによってマイページが作成されるのでパスワードの設定も行います。
マイページが作成されたら売りたいアイテムの画像を送って査定を受けます。
先払い買取を希望する場合は審査が必要です。
審査に要する資料に関して詳細な説明が確認できませんが、概ね他社と同様に以下のような資料が必要になると思われますので、事前に準備しておくことをお勧めします。
審査に問題なく、査定額に納得出来たら売買契約を結びます。
契約を事務局で確認後、原則当日中に振り込みがなされます。
売却したアイテムは約束した期日までに郵送し、取引が終了します。
■ウルトラペイ
最後に見ていくのはウルトラペイです。
ウルトラペイは審査不要で誰でも持てるVISAブランドのプリペードカードで、後払いによる買い物枠を使った現金化が可能です。
●ウルトラペイの基本情報
まずは確認できる範囲でウルトラペイの運営元情報をまとめます。
企業名称 | 株式会社ULTRA |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
代表 | 竹谷 直彦 |
創業 | 2018年12月25日 |
資本金 | 一億円 |
事業者登録 | 前払式支払手段(第三者型)関東財務局第00727号 |
本業者は現金化業者ではなく決済代行会社で、各種プリペードカードの発行を行っています。
そのため信用性の面では一般的な現金化業者よりも格段に高くなります。
●ウルトラペイの手数料などのサービス内容
ウルトラペイでは以下の三種類のプリペードカードの発行が可能です。
てじなカードはスマホ上で利用できるバーチャルカードで、発行の手間がかからない利点がありますが、現金化には利用できません。
現金化目的で使用する場合、そとなカード+の発行が必要で、手数料が500円かかる他、郵送に1週間~2週間ほどかかってしまいます。
手元資金が無い状態から信用払いによる買い物枠の付与を受けられる「こんど払いGMO」というサービスを使いカードに資金をチャージすることができるので、この買い物枠を現金化業者に依頼して現金化します。
ここでは特定の現金化業者は紹介しませんが、多くの現金化業者はウルトラペイにも対応しているはずですので相談してみましょう。
ただし初回利用時にチャージできるのは2千円が上限となるため、実際の現金需要では希望額を満たせないこともあるでしょう。
他の現金調達手段と合わせて、あと少し足りないという時にプラスして使うという方法もありです。
利用上限額はカードの所持期間が長くなるほど、またサービスの利用回数が増えるほど上がっていくので、長期目線で付き合うのが得策です。
●ウルトラペイの利用手順や申込の流れ
ウルトラペイの各種カード発行にはアプリが必要ですので、appstoreもしくはGoogleplayからダウンロードします。
アプリ上から「そとなカード+」の発行手続きを行う際に本人確認を要しますが、手続きは免許証等の画像をUPするなどしてネット上で行えます。
カードが自宅に届いたらアプリ上で「こんど払いGMO」機能を使い資金をチャージします。
買い物枠の付与が終わったら、任意の現金化業者に依頼して現金化します。
プリペードカートや後払いアプリの現金化は最近人気が出ており、こちらに対応する現金化業者も多数存在します。
数が多くて選定に困るかもしれませんが、相性の良さそうな業者をぜひ探してみてください。
■まとめ

本章では2022年10月最新情報として、個人向け現金需要に利用できる3業者を紹介しました。
本来の意味での現金化業者は今回は二社のみで、どちらも先払い買取による不用品の買い取りを手掛ける業者です。
後払い現金化業者と違い、売れるアイテムが無ければ利用できませんが、電子機器やギフト券、金券類などで余っているものがあれば大いに役に立ちます。
最後の一つは本来の意味での現金化業者ではなく決済代行会社となりますが、最近はクレジットカードを避ける需要層がプリペードカードに流れてきているので、様々なプリペードカードが各社から出されています。
こちらは信用払いにより買い物枠の付与を受けられるサービスが付いていることが多く、これを現金化することで資金調達が可能です。
個人の現金調達手段は色々と方向性が別れているので、使えそうなものは当サイトで順次お伝えしていきます。
今後もお見逃しのないようにしてくださいね。