給料ファクタリング

【注目】七福神[株式会社ZERUTA]に対して契約無効と初の集団提訴

七福神[株式会社ZERUTA]に対して 契約無効と初の集団提訴

給料ファクタリングは、ビジネス向けファクタリングの個人版として急な現金需要に対応できる有効な手段です。

手数料負担が大きいので繰り返しの利用は避けるべきですが、気軽に利用できることから安易に連用し、生活を圧迫するケースも散見されます

こうした業界の状況下において、先駆者ともいえる七福神が利用者から集団訴訟を受けるという事態が起きましたので、本章ではこの件を取り上げて見ていきます。

■訴訟の概要

■訴訟の概要

2020年5月14日付けの東京新聞朝刊によりますと、訴訟を提起したのは東京や神奈川の会社員ら男女合わせて9人です。

全員が七福神の利用者で、その運営元を相手取った訴訟が提起されました

七福神の運営元は株式会社ZERUTAで、当サイトでも紹介しているように業界の先駆者的存在です。

企業体自体は決して怪しい会社ではなく、各種社会貢献活動も行っている、業界のパイロットリーダー的な位置づけで見られていた会社です。

訴えの主訴としては、給料ファクタリングは貸金業法に違反するものであり、契約は無効であるとして、計436万円の返還を求めています

原告の主張によれば、運営元業者は原告の9人に対して「給料債権の買い取り」と称し、実質的な貸し付けを行い、法定金利を超える金利を支払わせたとしています。

給料ファクタリングは債権の買い取りのはずですが、原告側は貸し付けだと主張し、そこに違法性を指摘するロジックを取っています

確かに、金融庁は一般的な給料ファクタリングのロジックについて、実質的な貸し付けであると認めており、ノンアクションレターでの公式回答も出していますので、次の項では業界全体の経緯がこれまでどのように動いてきたのか、改めて見直してみましょう。

■訴訟問題にまで発展した経緯を考えてみる

■訴訟問題にまで発展した経緯を考えてみる

七福神は業界では良心的な業者として見られているはずなのに、今回は訴訟の的となってしまいました。

あくまで主観ですが、根本的な原因は七福神ではなく、業界に紛れ込んだ悪質業者に一端があると考えられます。

良心的な業者がいる一方で、相当数の悪質業者が紛れ込んでいるのは事実です。

悪質業者による極端に高い手数料負担や、利用者を害するような行動が目立ってきたため、様々な方面から問題提起がなされるようになりました。

ついには金融庁に対して公式見解を求める公開質問がなされ、金融を監督する行政として給料ファクタリングに違法性を認識しているということが公表されます

一方、市場ではなおも給料ファクタリングの利用が続けられます。

迅速性や柔軟性などの利点を持つ給料ファクタリングは、正しく利用する分には生活を圧迫するリスクを避けられます

のっぴきならない事情で現金が必要だという時に、諸事情で借り入れも不可能、万事休すといった場面で、ただ一度きりの覚悟で利用するのが給料ファクタリングの正しい利用法です。

しかし目の前のお金の問題に正常な判断を失うためか、安易に利用を繰り返してしまう人もいて、これも問題の一端になっていると考えられます。

生活を圧迫した人たちが多数、弁護士等に相談することになりますが、弁護士側としては、国の機関が黒だと認識しているのであるから、その論点に沿えば訴訟に勝てると踏むのは自然ですね。

それが現実に起きたのが今回の訴訟ではないでしょうか。

まだ始まったばかりなので決着はかなり先になると思いますが、現時点で私たちは給料ファクタリングとどのように付き合えば良いのか考えてみましょう。

■利用者側は今後どうするべきか?

■利用者側は今後どうするべきか?

まず、七福神を巡る訴訟に関して、裁判所がどのような見解を出すのか注視していかなければいけません。

また今回の訴訟を皮切りに、他社も訴訟の標的にされる可能性は十分にあります

訴訟案件が違えば担当する裁判官も違うので、それぞれ異なった見解が出る可能性もあります。

裁判というのは個別の案件で裁判所の判断を仰ぐものですので、それ以外の事案には基本的に効力はありません。

似た案件で裁判所の判断が異なるということは他の分野でもたまにあり、結局は司法判断もグレーになることも珍しくありません。

複数の案件で訴訟が提起されたと仮定すると、その総数全体に対して司法判断が肯定よりなのか否定よりなのかを見極め、給料ファクタリングを利用することの是非、業者側はサービスを提供することのリスクを勘案していくことになるでしょう。

利用者側としては、目下のところ悪質性の高い業者、怪しい業者、実態の無い業者への接触は避け、個人情報を抜かれないように自衛していく姿勢が引き続き必要です。

■まとめ

■まとめ

本章では、給料ファクタリング業者「七福神」の運営元が訴えられたというニュースを取り上げて、事の概要や背景を見てきました。

悪質性の高い業者が訴えられるのは不思議ではありませんが、業界の先駆者である七福神が対象にされたのは正直驚きです。

今現在給料ファクタリングの利用を考えている人は、生活を圧迫しないように最小限の利用に抑えつつ、怪しい業者への接触を回避するように努めてください

今後、給料ファクタリング業界全体の様相が激変することも予想されるので、引き続き当サイトでも関連情報を収集して発信していきます。

 

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