高知県内の食品製造工場に勤務するSといいます。
つい先日、初めて給料ファクタリングを利用したので、その時の感想をお送りします。
申し込みをしたのは、給料日からわずか5日後のこと。
結果からお話すると、お金の管理が甘い自分の自業自得ではありますが、最悪の経験だったと思っています。
利用した企業は、ミナミ実業という会社でした。
名前からして少し怖い・・・という印象を受けていたのですが、とにかく急ぎで給料ファクタリング会社を探していたので、いろいろなまとめサイトで紹介されていた、こちらの会社に問い合わせてみることにしました。
メールでの申し込みも可能なようでしたが、急いで現金が必要だったため、電話で話を聞いてみようと、営業開始時間の9時に連絡を入れました。
対応してくれたのは、声質から判断するに若い男性のようでした。
言葉づかいこそ丁寧ではありますが、少しやる気のなさそうな対応だったと記憶しています。
特に詳しい説明などはなく、「希望買取金額」や「現住所」、「職場の名前や住所」「現在の月収」など、もろもろの個人情報をお伝えしたところ、審査に必要な書類の写真をメールで送ってくださいとのことでした。
私の希望買取金額は月収の約1/3にあたる5万円。
必要書類として、免許証のコピーと直近2ヶ月分の給料明細を写真に撮り、メールで送りました。
そこから3時間ほど経った後に、メールで審査通過の連絡をもらい、すぐに契約を交わしたところ、その数分後には自分の銀行口座に、希望金額が振り込まれていました。
ホームページに記載されている通りの「激甘審査」とスピーディな対応には、満足しましたが、ここからが悪夢の始まりでした。
給料ファクタリングはカードローンなどと違い、利子の支払いは必要ありません。しかし、買取金額に利用手数料を加算した金額を清算しなければなりません。
しかし、私はとにかく現金調達を急いでいたために、詳しい利用手数料と清算日を正しく把握していないことに気づきました。
すぐに担当者に確認したところ、
「精算額は買取金額の5万円に利用手数料として、80%にあたる4万円を加えた9万円。」
さらに清算日は、「利用日から20日後」とのこと。
利用手数料が80%・・・
さすがに高すぎるのではないか・・・
20日後は、まだ次月の給料日前・・・
私自身にも落ち度があったとはいえ、さすがにゾッとしてしまいました。
さらに、清算日がいよいよ近づいてきたある日のことです。清算日が給料日前であるため、支払いが難しい旨を連絡すると、「では、職場へご連絡させていただき、請求させていただきます」と、半分脅しのような回答が返ってきました。
なんとか職場には給料ファクタリングの利用を知られたくない一心で、消費金融で急遽契約を交わし、結局、買取金額と同じ9万円を借り入れした上で清算。現在もローンの返済中です。
今回は、私の確認ミスや利用企業の見定めに失敗した点も問題がありますが、やはり80%の利用手数料とはいかがなものかと考えてしまいます。
給料ファクタリングという金融サービス自体に不満はありません。ただ、ミナミ実業さんの利用は二度とないと思います。