専門家コラム

給料ファクタリングってヤミ金?実態を調査!!

給料ファクタリングってヤミ金?実態を調査

最近ネット上のあちらこちらで目にする「給料ファクタリング」。個人信用情報の調査なしでお金が借りられるということですが、給料ファクタリングはヤミ金なのでしょうか?今回は給料ファクタリングについて実態を調査してみました。

■CICブラックでもお金を借りたい!

CICブラックでお金を借りたいなら給料ファクタリング

お金を借りたい・または調達したいものの、CICやJICCの個人信用情報がブラックになってしまっていてお金を借りることができない、という方もいらっしゃるでしょう。

そんな時には、審査が出来る限り緩い消費者金融を探しがちですが、CICもJICCもブラック状態になっているとお金は借りられないと思った方が良いでしょう。

また、一社でも現在進行形で入金遅れや返済遅れのマークがついている場合はほぼ、どこの消費者金融からもお金を借りる事は出来ないと思って間違いありません。

同様に、直近6ヶ月の間に連続して4件から5件以上消費者金融やクレジットカードの審査が否決になっている場合も「申し込みブラック」という形でほとんどブラック状態になるため、審査通過・つまり可決は期待できません。

申し込みブラックで審査通過は可能だが悪質な被害につながるので危険

このような状況になると、いわゆる貸金業者としての認可を受けていない業者に頼らざるを得ないケースもありますが、これはお勧めできません。

こういった業者は貸金業としての認可を受けていないことから個人信用情報機関にも加盟しておらず、そもそもCICやJICCの情報をチェックすることができないため結果的に審査なしでお金が借りられるというケースもあります。

しかしこれは一般的にヤミ金と呼ばれる貸金業者となり、法外な利息はもちろんのこと、なんだかんだと理由をつけて返済そのものを拒否して利息だけを釣り上げていくなどの悪質な被害に遭うことが予想されます。

また、そもそも「法の内側」で営業しているわけではないため、返済が少しでも滞ると、一般的な消費者金融が絶対にやらないような債権回収方法をに出ることが予想されます。

思わぬ身の危険を感じることがあったり、家族や親戚にもその被害が及ぶことが考えられます。

■ヤミ金を使うくらいなら給料ファクタリング!

ヤミ金を使うくらいなら合法かつ即日現金化できる給料ファクタリング

このように大変危険極まりないヤミ金を使うくらいなら、合法かつ即日でお金を手にすることができる「給料ファクタリング」というシステムを使いましょう。給料ファクタリングというのは、自分が今現在会社からもらっている給料を次の給料日が到来する前に手数料を差し引いて現金化することができるシステムです。

もちろん、金券ショップなどで金券を売却する時に手数料が発生するので同じことで、給料ファクタリングを使う際には一定の手数料がかかります。しかし、給料日が来る前に即日で現金を得ることができるのは大変嬉しいポイントです。

■給料ファクタリング調査会社はどんなところ?

給料ファクタリング調査会社が調査するのは本人ではなく勤め先です

給料ファクタリング調査会社がある、という情報があります。

給料ファクタリング調査会社とは、どのようなところでしょうか?一般的に給料ファクタリングを申し込んだ際に行われる審査や調査については、給料ファクタリングを申し込んだ会社が直接行うことになります。

このとき給料ファクタリング会社が審査上最重要視するのは、意外にも申し込みをした本人ではなく「本人が現在勤めていて給料債権を保有している会社」となります。つまり本人の調査ではなく、勤め先に調査が入るといったイメージの方が良いでしょう。

調査が入るといってもそこまで厳しい調査が入るわけではなく、実際に会社に人が来たりすることはほとんどないといってよいでしょう。そのようなことをしてしまうと誰かが給料ファクタリングに申し込みをしていることが分かってしまうため、あくまでもプライバシー重視で目立った動きを取ることはありません。

ただし、給料ファクタリング会社としては調査のため、申込者本人が間違いなくその会社に勤めているかどうか、またその会社がきちんと給料を支払えるような状況にあるかどうか、こういった部分については調査を行うことになります。

結論として、給料ファクタリング調査会社という特別な会社があるわけではなく、給料ファクタリングの申し込みを受けた会社が本人やその勤務先について調査を行うというのが噂の真相でした。

■給料ファクタリングの審査は緩い?

給料ファクタリングの審査はカードローンや消費者金融とは違います

給料ファクタリングの審査は、一般的なカードローンや消費者金融の審査とは比べ物になりません。そもそも、調査や審査をする対象が違うのです。

給料ファクタリングはカードローンとは審査対象が違い、ブラックでも問題ありません

カードローンや消費者金融は審査の際、申込者本人の属性や勤め先、そしてどのくらいの収入を得ているか、など「本人の返済能力」を主にチェックします。しかし給料ファクタリングについてはどちらかというと本人の属性や個人信用情報よりも「勤め先の会社がきちんとした会社で、給料を毎月継続的にもらえているかどうか」、という部分を最重要視します。

つまり本人は自己破産歴があろうが個人再生中であろうが、CICブラック、またはJICCブラックであろうが、全く問題はないというわけです。

■ヤミ金と給料ファクタリングの違い

給料ファクタリングはヤミ金と違い高い利息はつきません。あくまでも手数料を差し引いて給料債権を買い取るというビジネスモデル

ヤミ金と給料ファクタリングにはどのような違いがあるのでしょうか?ヤミ金は貸金業としての認可を受けていない、違法に操業している業者という大きな特徴があります。お金を貸し付け、利子を徴収することが利益となります。もちろんその利息は法外なものですし、回収についても違法な回収行動を行うことがほとんどです。

その反面、給料ファクタリングはきちんと営業している企業が「債権の買取」という形で業務を行っており、そこに違法性は一切ありません。

また利息などについても発生せず、あくまでも手数料を差し引いて給料債権を買い取るというビジネスモデルであることから、申し込んでから何年もの間、返済に苦しむなどといったことはありません。

■まとめ

給料ファクタリングはヤミ金のような違法性はありません

このように、最近出てきた給料ファクタリングという新しい資金調達の方法は決してヤミ金のような違法性のあるものではありませんでした。

また給料ファクタリング会社の実態もきちんとした企業が運営をしていることがほとんどで、あくまでも自分の給料債権の売却という形でしか取引がありませんので、ヤミ金のように返済に何年も苦しんだりするような心配は一切ないといってよいでしょう。

どうしても資金繰りに困った場合はヤミ金に走る前に、まずは給料ファクタリングを検討しましょう。場合によってはその日のうちにお金に関する悩みがすべて解消する可能性もありそうです。